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世の中で売れるものは商品ではなく社会的地位だという話【マーケティングの基礎】

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世の中で売れるものは商品ではなく社会的地位だという話【マーケティングの基礎】

  • メルカリやヤフーショッピングで売れる商品を探している
  • セールスをしても全く思うように売れない
  • 楽天で出店しても思うように売れない

 

そんな方に向けて、「世の中で本当に売れるもの」を紹介していきます。

世の中で本当に売れるものは周囲の人が使っているものでも、新しいものでも、安いものでもありません。

※今回の記事はかなり崩して書きますのでご了承ください。

 

この記事は医大生貿易商のしょち先生が解説しています。

しょち先生の詳しいプロフィールは以下の記事を読んでください。

しょち先生のプロフィール・これまでの失敗を全て暴露します【2021年版】

しょち先生の自己紹介のページをご覧いただきありがとうございます。 このページでは、私のこれまでの人生の失敗・挫折・成功・転落を全てお見せいたします。   感情的に行動し、過去の努力を台無しに ...

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世の中で売れるものは商品ではなく社会的地位だという話【物販ビジネスの基礎】の図解

顧客が欲しいものは商品自体ではなく、「その商品でアピールできる自分の社会的地位の高さ」である

顧客が求める社会的地位とは以下の通りである

 

顧客が求める社会的地位

  • 周囲の人よりも優れて見える
  • 周囲の人よりも賢く見える
  • 周囲の人よりもかっこよく/可愛く見える
  • 周囲の人よりもお金を持っているように見える
  • 周囲の人よりも仕事ができるように見える
  • 周囲の人よりも権力を持っているように見える
  • 周囲の人よりも幸せなように見える
  • 周囲の人よりもモテているように見える

これらの社会的地位は、顧客が苦労せずアピールできるものでなければならない。

 

だから商品を売るのではなく、商品を通じた他人に自慢できる体験を売らなければならない。

その体験は、「自分は凄い」という顧客の自尊心を満たせるものであればあるほど良い。

 

世の中で売れるものは安いものでもなく、周囲が使っているものでもない。

customer wants status2

世の中で売れるものは安いものでもなく、周囲が使っているものでもありません。

世の中で売れるものは「自分の社会的地位を上げてくれるもの」です。

 

もっと分かりやすく言いましょう。

世の中で売れるものは「その商品・サービスを購入することによって、周囲に凄い!と思わせるもの」です。

 

人間は社会的動物である

アリストテレス

 

かつてアリストテレスが言ったように、人間は社会的(ポリス的)動物です。

周囲の人間からの評価を気にし、人間関係の噂話で話を膨らませるのが普通の人間です。

周囲の人間と自分を比較し、自分が優れている部分を見つけ出そうとするのが人間です。

 

あいつは運動ができるけど自分は勉強ができる、とか。

あいつは家族がいるけど自分はお金を持っている、とか。

あいつは数学ができるけど自分は国語ができる、とか。

そんな周囲との比較と優劣で物事を判断するのが人間です。

 

そのため、人が本当に嬉しいことは「周囲の人間から凄い!」と評価を受けることです。

自分の格好、考えていること、過去の体験などを現実やネット上で公開し、周囲から褒められたいのが人間という生き物です。

自分の凄さをアピールして、周囲から凄いと思われたいのです。

 

  • 周囲の人間と徹底的に自分を比較し、周囲の人間よりも優れている点ををアピールしたい。
  • 周囲の人間よりは私の方が賢くて、オシャレで、お金を持っていることをアピールしたい。
  • 周囲の人間よりは効率的なお金の使い方をしていて、幸せだということをアピールしたい。

このような「周囲よりも優れていることをアピールする」こと。

これが社会的動物たる人間が本当に欲しいものです。

(いわゆる承認欲求というものです。)

(承認欲求が全てだとはいいませんが、人間の欲望の大部分を占めています。)

 

だから顧客が本当に言いたいことは、以下のようになります。

「こんなオシャレなものを持っているなんて凄い!」

「こんな良いものを安く手に入れた私は凄い!」

「あの有名人が使っているものと同じものを使う私は凄い!」

 

もっと分かりやすくしてみましょう。

「こんなオシャレなものを持っているなんて(周囲の自分よりもダサい人と比較すると)凄い!」

「こんな良いものを安く手に入れた私は(周囲の自分よりも高価格で買ってる人たちよりは)凄い!」

「あの有名人が使っているものと同じものを使う私は(周囲の流行に乗っていない人と比べると)凄い!」

 

これがあなたが提供する商品を購入する顧客が本当に言いたいことです。

だから顧客が本当に欲しいものは「単に安いもの」ではありません。

だから顧客が本当に欲しいものは「周囲の人が使っているもの」ではありません。

 

顧客が本当に欲しいものは「購入時の体験・購入後の体験を通じて周囲に自慢できるもの」なのです。

つまり「商品購入後の自分の社会的地位の上昇」を顧客は購入しているわけです。

もっと具体的に言ってみましょう。

 

顧客がバーゲンやタイムセールで商品を買うのは何故でしょうか?

十中八九、年がら年中その値段で購入できるようになっているのに、セール時のみ商品が売れるのは何故でしょうか?

 

それは「周りの人が見つけていない中で、ネットで3日間限定のセールに目をつけた私って(リサーチ力があって)凄い!」からです。

もしくは「払うお金以上の価値を入手できる私って(お金を賢く使えて)凄い!ことを、セール時は確信できるから」です。

これが限定セールがもたらす本当の購買促進効果です。

 

また、「周囲の人が購入するから自分も購入する」ではないのです。

「有名な人がオススメしているから(お金を無駄遣いしない私って凄いから)購入する」のです。

「有名な人がオススメしているから(流行に乗っている私って凄いから)購入する」のです。

これが有名人を起用するマーケティングの本当の狙いです。

 

世の中で売れるものは便利なものでも、機能が沢山あるものでもない

世の中で売れるものは便利なものでも、機能が沢山あるものでもありません。

どころか手間に時間のかかる革製品のブランド品や、一つの用途でしか使えないような高級万年筆の方が売れるはずです。

なぜなら「ブランド品や高級品を持った自分は凄い!」と簡単に思えるからです。

 

1台4万円の同スペックのパソコンよりは、1台10万のMacの方が仕事ができそうな気がするんです。

1本10万円もするような高級万年筆を持った自分って、仕事ができることをアピールできるんです。

1本300万のロレックスを身に着けていた方が、お金持ちであることをアピールできるんです。

1台3000万のフェラーリの方が、成功者であることをアピールできるんです。

 

人は理屈で商品を購入するのではありません。

人は商品購入後の社会的地位の上昇を想像して、「感情で買い、理屈で正当化する」のです。

 

本当に売れる社会的地位の上昇って具体的に何?

what customer really wants

ここまでで「顧客は社会的地位の上昇のアピールをしたいから商品を購入する」ことが少しはご理解いただけたと思います。

 

そして「顧客が求める社会的地位の上昇」の具体例は以下のようになります。

顧客が求める社会的地位の上昇

  • 周囲の人よりも優れて見える
  • 周囲の人よりも賢く見える
  • 周囲の人よりもかっこよく/可愛く見える
  • 周囲の人よりもお金を持っているように見える
  • 周囲の人よりも仕事ができるように見える
  • 周囲の人よりも権力を持っているように見える
  • 周囲の人よりも幸せなように見える
  • 周囲の人よりもモテているように見える

 

これが顧客が本当に望むことであり、本当に売れるものです。

さらに、できるだけ労力がかからなくて、楽に社会的地位の上昇をもたらすものであればあるほどよいです。

 

世の中で売れるものは姑息的手段である

世の中で売れるものは「簡単で、楽で、苦労しなくても社会的地位の上昇を感じることができるもの」です。

もっと言えば、「その場しのぎで、自分自身を苦労して変えなくても、社会的地位の上昇を感じることができるもの」です。

 

お金を払ってリスクを取り、努力をして、苦労をして、自分をより良くしよう、なんて思う人は残念ながら世の中に殆どいません。

まあ100人に1人くらいです。

 

だからビジネスで提供する商品は「姑息的手段:その場しのぎの手段」の方が売れます。

その場しのぎの手段を人は望み、その場しのぎの手段を人は購入します。

世の中の99%の人は苦労なんてすることなく、良い結果だけを得たいのです。

 

だからダイエット教材よりも100%詐欺のダイエットサプリの方が売れるわけです。

筋トレの方法よりも服装を変えてオシャレに見せる方法の方が売れるわけです。

情報発信の場合は「売れる商品リスト!」とか「SNSだけで稼ぐ!」とか「1日1投稿で稼ぐ!」とか「1週間で10万稼ぐ!」とかの方が売れるわけです。

 

その場しのぎの手段なんて買っても意味ないです。

まずは苦労と変化を嫌うその性格を直してください。

 

だから皆さんは「その場しのぎの手段」を売ってください。

罪悪感なんて抱えなくて良いです。

だって世の中の人のほとんどは、根本的な問題解決をしない、その場しのぎの手段を望んでいるんだから。

 

お金持ちになるために最も邪魔になるのは「お金を稼ぐ罪悪感」です。

NO BS Wealth Attraction In The New Economy- Dan Kennedyより

 

怠け者でだらしない人を愛し、彼らが望む通りの商品とサービスを提供してください。

 

本当に売れるものは自慢できる体験です。商品ではなく体験を売ってください

商品購入時の「他人よりも優れている」という体験はクーポンやタイムセールで満たすことができます。

それにクーポンやタイムセールなんてどこもやっていることです。

 

だからあなたが商品自体を売っているなら、商品購入後の体験を売ってください。

商品購入後に顧客が体験する、素晴らしい体験、自慢できる体験を事細かに描写してください。

 

そしてその描写を通じて、顧客に商品購入後の「社会的地位の上昇を感じる感情」を想起させてください。

これが商品を高く売る一つのコツです。

(商品購入後の細かい描写のことを、フューチャー・ペーシングと呼びます)

 

「世界一ずる賢い価格戦略」より

 

楽天やヤフーショッピングなんてどこもこんな感じです。

ダン・ケネディはこのような「同じようなビジネスをすること」は精神疾患であり近親相姦だと述べています。

 

世の中で売れるものは商品ではなく社会的地位だという話【物販ビジネスの基礎】のまとめ

顧客が欲しいものは商品自体ではなく、「その商品でアピールできる自分の社会的地位の高さ」である

顧客が求める社会的地位とは以下の通りである

 

顧客が求める社会的地位

  • 周囲の人よりも優れて見える
  • 周囲の人よりも賢く見える
  • 周囲の人よりもかっこよく/可愛く見える
  • 周囲の人よりもお金を持っているように見える
  • 周囲の人よりも仕事ができるように見える
  • 周囲の人よりも権力を持っているように見える
  • 周囲の人よりも幸せなように見える
  • 周囲の人よりもモテているように見える

これらの社会的地位は、顧客が苦労せずアピールできるものでなければならない。

 

だから商品を売るのではなく、商品を通じた他人に自慢できる体験を売らなければならない。

その体験は、「自分は凄い」という顧客の自尊心を満たせるものであればあるほど良い。

 

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  • この記事を書いた人

しょち先生

物販で高利益なビジネスを実現するマーケティング&独立副業コーチ。21歳で物販ビジネスをはじめ、物販・ネットコンサルタントとして独立。副業から独立を目指す社会人を多数指導し、現在は高利益なビジネスを生み出すマーケティングの総合支援、副業支援を行う。ちなみに金沢大学の医大生。

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